ご挨拶

学校長より

学校長 酒寄 誠

学校長 酒寄 誠

目指す学校像
Vision(本校の存在意義、将来像)

グローバル化するビジネス界と社会で
主体的に生きぬくことができる人材の
基礎学力と素養を育成する
明るい開かれた学校

 東京都立大田桜台高等学校は平成21年度に設立されたビジネス・コミュニケーション科設置の新しいタイプの進学型専門高等学校です。このタイプの専門高等学校は東京都立校で2校目であり、ビジネスへの理解を深め文系大学進学100%を目指し、将来ビジネス社会で通用する人材を育成することを目的としています。

 私は平成24年2月1日に東京都に採用され、同年4月から大田桜台高等学校の第2代校長に就任した、所謂民間出身校長であります。ビジネス界には31年余りおりました。海外とのビジネスが主なキャリアで、海外駐在は13年間、渡航経験のある国は33カ国になります。この経歴の私が本校の校長を務めていることが本校の教育理念を現していると思います。

本校のビジョンは「グローバル化するビジネス界と社会で、主体的に生きぬくことができる人材の、基礎学力と素養を育成する、明るい開かれた学校」であります。

 現代の世界は時間的・空間的にどんどん狭小になって来ており、日本国内にいても世界と向き合わなければなりません。従って、次世代の日本を担う若者達も、この急速なグローバル化に適応出来るように育てなければなりません。本校は“ビジネス””コミュニケーション” “グローバル”という言葉をキイワードとした教育を行っています。

 将来生徒の皆さんが上級学校を経てビジネス界へ進むことを前提としておりますので、ビジネス基礎及び、キャリア教育に力を注いでおり、授業として取り組んでいます。ビジネスに関しての理解を深めながら、自分の進むべき将来の道を見据え、その上で大学・学部・課程を選択させることを目指しています。生徒が自分自身をしっかり見つめ、自分の人生に責任を持てるように、将来進むべき道を見つけるための教育を行ってまいります。

 グローバル化に対処し、ビジネス社会で生きていくには、コミュニケーションが鍵となります。従って、コミュニケーション教育には特に力を入れています。国語、英語を初め、ビジネス教科でもプレゼンテーション等のコミュニケーション力を育むことに注力しています。

 コミュニケーションを巧く取る上で、相手の価値観を理解することは大変に重要です。世界には様々な文化・価値観があることを、一学年のアメリカン・キャンプ(アメリカの学生と交流する英語合宿)、2学年のキャリア・アップ修学旅行(アジア・太平洋諸国からの留学生と交流し各国の文化・価値観を学ぶ修学旅行)、国際交流活動等で体験させ理解させます。当然ながら、コミュニケーション・ツールである、世界共通語の英語教育には最も力を入れています。コミュニケーションですから、聴く、話すに重点を置いた、使える英語を習得することに焦点を当てています。英語の授業時間は都立高校で最多です。ちなみに、始業式、終了式には私も英語で講話をしています。

 さて、急速に進むグローバル化の中で、日本の子供達と世界の子供達で最も異なる点は何でしょうか。私は、「自立」と「自律」、「思考」と「行動」、だと考えています。保護者に、教師に、友達に依存する。キレ易い。与えられた課題は考えるが、自ら進んで考えることは苦手。自分から行動しないで待っている。心当たりはありませんでしょうか。本校の生徒には、将来ビジネス界で仕事がきちんと出来る様になるため、学力のみならず、これら4つの観点からも指導を行っていきます。

 高校生活は心身共に成長し大人になっていく時期です。10年後、20年後をみつめ、勉強だけでなく、一生の基礎となる体力と知力を培ってもらいたいと思います。その意味で、勉強、国際交流活動に加え、スポーツ、芸術活動にも力を注ぎ、文化祭、体育祭等の学校行事にもクラスメートと積極的に参加し、充実した3年間を送ってもらいたいと思っています。